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私たちについて
私たち、学生プロジェクト(サイエンスアラカルトエコールプロジェクト)は、化学の基礎から応用まで、幅広く学修してる応用化学科の学生により構成されており、単なる現象の面白さを伝えていくだけでなく、子供たちの“なぜ”に向き合っています。
メンバーには教員志望の学生も含まれており、化学のことを小学生に少しでも分かってもらえるように子供の目線に立った“わかりやすい説明”を心掛けています。また、単なる理科教室で終わることなく、出展者通しのチームワーク、多くの来場者と円滑なコミュニケーションを常に心掛け、自らの社会人基礎能力の向上にも積極的に努めています。
プロジェクトメンバー(2021年度)
1回生9人、2回生1人、3回生12人(工学部応用化学科メンバー) 計22名
継続・発展性
大学で実施されるオープンキャンパス、工作実験フェアー、学外で実施されるサイエンスアゴラやリケジョセミナーなどのイベントを通じて、日頃は小中高生に対して、理科への興味をもつ動機づけとしたいと考え活動を継続しております。JST主催のサイエンスアゴラへは2014年~2020年まで7年連続、クレオ大阪のリコチャレ応援主催のリケジョセミナーにも参加し、理科好き生徒の発掘を目指しています。理科実験を出展し子供たちの“なぜ”に真正面から向かい合っています。
子供達からの“楽しい、家でもっとやりたい”の感想を聞くことは、私たちにとって大きな自信となり、今後の活動のモティベーションとなっています。
社会へのインパクト
私たちは、小中高生や一般市民向けのサイエンス啓蒙活動を行っています。
最近では理科離れが深刻化しており、楽しい理科実験にふれて頂き、興味・関心を引いてくれるような仕掛けを試行錯誤しております。小さな子供さんが1人でも多く、科学へ興味や関心を持ち、日本の技術を支えてくれる人材が出ることを念頭に活動を継続しており、私たちの社会へのプレゼンスを高めています。
また、持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)1つである「4質の高い教育をみんなに」の普及を目指しています。
活動記録
サイエンスアゴラ出展
JST主催のサイエンスアゴラは、子供向けの理科実験、トップ科学者との対話、市民参加の科学議論など、誰もが参加でき、科学と社会の関係をつくるイベントです。
学生達が独自の案を出し合い、毎年異なるテーマを選定し、理科実験を立案・実施しています。東京での大阪工業大学のプレゼンスを高め、理科実験を通して、子供たちの理科への興味を引き出すことに貢献しています。
実施状況
出展回数7回、毎回200人以上の来場者
- 2020年11月15日(日)~11月22(日)
「化学反応が魅せる泡ボルケイノー」
SCIENCE AGORA 2020の紹介ページへ - 2019年11月15日(金)~17日(日)
「”化学のパワー”で一気に風船をふくらまそう!」 - 2018年11月9日(金)~11日(日)
「触ってぷよぷよ!つまめるアクアボール」 (本学国際研修生インドネシア人の学生とともに出展) - 2017年11月24日(金)~26日(日)
「洗濯のりから”ぷよぷよスライム”を作ろう!」 - 2016年11月3日(木)~6日(日)
「暗闇で発光するスーパーボール~蓄光現象を利用して」 - 2015年11月13日(金)~15日(日)
「色素の七変化 ~身近にある色を実感する~」「輝く未来の女性化学者STORY」 - 2014年11月7日(金)~9日(日)
「火の色彩 ~視覚で楽しむ炎色反応~」
リケジョセミナー開催
大阪市の男女共同参画をめざす活動とネットワークの拠点となっているクレオ大阪のリコチャレ応援は、主に、小・中・高生の女子とその保護者を対象に、理工系分野で活躍している先輩たちの話を聞いたり、実験を通して自分が好きなことや、やりたいことにチャレンジする気持ちを促すイベントです。
学生プロジェクトの女子チームは、小・中学生の女子を対象に進路選択や大学生活の話をしたり、理科に興味のある女子、理科を好きになってもらえるように化学の面白さを紹介しました。
実施状況
出展回数5回、毎回50人程度の来場者
- 2022年8月20日(日)
「自分だけのバスボール(オリジナルの入浴剤)」 - 2021年8月22日(日)
「触れる香り!?香り玉」 - 2019年8月24日(土)
「リップグロスの作製」 - 2017年8月19日(土)
「リップグロスの作製」「ろ紙で作ったばらに着色」 - 2015年12月23日(水)
「酸性かアルカリ性か検証実験」「ろ紙で作ったばらに着色」
工学実験フェア
毎年、大阪工業大学では、近隣の小学生を対象とした“工学実験フェアー”を開催します。
多くの小学生、そして保護者の皆様と一緒に楽しんでいただいております。理科の夏休みの宿題のヒントになるとのことで大盛況です。
実施状況
出展回数延べ12回、1回のイベントに800人程度の来場者
- 2019年8月10日(土)
「ぷよぷよスライムをつくってみよう」「弾むスーパーボールをつくってみよう」「ひんやり冷却材を作ろう」 - 2018年8月11日(土)
「割れないシャボン玉作り」「ひんやり冷却材を作ろう」 - 2017年8月11日(金)
「暗闇で光るスーパーボールを作ろう」「ひんやり冷却材を作ろう」 - 2016年8月20日(土)
「ひんやり冷却材を作ろう」「暗闇で光るスーパーボールを作ろう」 - 2015年8月29日(土)
「いろいろなシャボン玉を見てみよう」「野菜の色で染め物をしよう」 - 2014年8月30日(土)
「オリジナルの入浴剤を作ろう!」「シャボン玉で空気の重さを知ろう!」
川上小学校親子理科教室
社会・地域連携の一環として、奈良県の川上小学校から依頼を受けて小学生親子理科実験を実施しました。
実施状況
出展回数1回、親子合わせて50人程度の来場者
- 2019年5月25日(土)
「空気アルミニウム電池を作ろう!」350