複合材料研究室 (高分子材料化学領域)
教員
中村 𠮷伸 特任教授 (NAKAMURA, Yoshinobu, Professor)
研究室ページ:
https://www.chem.oit.ac.jp/cherry/4_lab/research1.html
E-mail: yoshinobu.nakamura@oit.ac.jp(@を半角に書き直して下さい)
場所: 10号館10F北
学歴・職歴
1954年生まれ | |
1973年3月 | 大阪府立夕陽丘高等学校卒業 |
1978年3月 | 神戸大学工学部工業化学科卒業 |
1980年3月 | 神戸大学大学院工学研究科工業化学専攻修了 |
1983年3月 | 神戸大学大学院自然科学研究科物質科学専攻博士課程修了 |
1980年−1997年 | 日東電工株式会社勤務 |
1997年− | 大阪工業大学助教授 |
2002年− | 同 教授 |
研究概要
粘着テープはなぜくっつくのか? 粘着テープは高分子でできていますが、身近な高分子がどんな働きをしているかを研究しています。ベタベタの軟らかい粘着テープの粘着剤も実は剥がされるときは硬くなって剥離に抵抗して、粘着強さを発現しています。ポリアクリル酸ブチル(PBA)やポリアクリル酸2エチルヘキシル(P2EHA)は、いずれも粘着剤として広く使われていますが、そのくっつき方はずいぶん違うことを最近の論文で明らかにしています。このような研究から、強くくっつく粘着剤を開発するヒントが得られます。
所属学会
日本接着学会、高分子学会、日本ゴム協会、日本化学会他
担当授業科目
- 高分子材料特論(大学院)
- 物理化学Ⅰ
- 物理化学Ⅱ
- 高分子物性
- 化学概論b
- 化学セミナーⅠ
- 応用化学実験Ⅴ
- 応用化学演習Ⅲ
教育への抱負
基礎は知識としてではなく「概念」を理解することで、応用に役立つ基礎力となる。
学生諸君へ
「知識」だけでは実社会で役に立たない。知識を「知恵」にする努力が大事。 何事にも興味を持って、チャレンジ精神を忘れないこと。