村田理尚准教授と三嶋太將氏(博士前期課程学生)らの研究論文がアメリカ化学会誌「Organic Letters」の Supplementary Cover Art に採用されました。
大阪工業大学の村田理尚准教授と三嶋太將氏(博士前期課程学生)らの研究グループは,これまで制御が困難と考えられていたドミノC-Hクロスカップリングにより,金属触媒を用いることなく固体発光性分子をワンポットで合成することに成功しました。この方法は,さらなる発光性有機材料の開発に応用することが可能です。
この研究成果は2021年9月20日付で,アメリカ化学会誌「Organic Letters」のオンライン版に発表され,同誌の Supplementary Cover Art に採用されました。
本研究は,日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C)「電子受容性カーボンネットワークの合成と機能材料の創出」(研究課題番号:21K05027)の支援により推進されました。