3年次「応用化学探求」で学外講師による特別講義を行いました
3年次向け講義「応用化学探求」に,サンユレック株式会社でご活躍の本学科OBである野口一輝さん(2008年3月卒),横峯 樹さん(2016年3月卒),瀧田健太さん(2017年3月卒)を講師としてお招きしました。
前半は,同社の得意分野であるエポキシ樹脂やウレタン樹脂を使った自動車や電子材料が,どのように作られ,どこで使われているか,について,実際の製品を示しながら講義いただきました。受講生は,この日のためにエポキシ樹脂やウレタン樹脂についてバッチリ予習してきましたが,実際に自分で発泡ウレタンを作製することで理解が深まりました。
後半は,ラーニングコモンズに場所を移して,受講生がグループに別れて,「これからのIoT社会」,「クルマの自動運転」,「人工知能」,「バーチャルリアリティ(VR)」の4テーマから一つを選んで,「あればいい新材料」についてディスカッションを行いました。最初は「ちょっと難しいかな」といった様子でしたが,先輩のアドバイスでディスカッションが白熱し,発表時間になると「一番に発表したい」というグループが続出しました。アイデアやまとめ方に対して,先輩からお褒めの言葉をいただきました。これからの就職活動や将来の就職した企業での開発現場で,今回の受講経験が活かせるのではないかと期待できる有意義な一日でした。