グローバルセミナーを開催しました
本学のグローバル人材育成事業の一環として、協定大学の一つである国立台湾科技大学化学工学科の 江 偉宏 助理教授(Professor Wei-Hung Chiang)に本学科学部生3年生向けにセミナーを行っていただきました。
開催日時は2016年7月13日(水)2限と3限で、演題は2限が「Basic Chemistry of Carbon Nanotubes and Graphenes」、3限が「Fundamental of Chemical Engineering for Carbon Nanotubes and Graphenes」でした。
2限では、カーボンナノチューブやグラフェンなど炭素材料の化学に関するトピックス、3限では、それらの化学工学的知見からお話しいただきました。いずれも基礎からわかりやすくお話しいただき、英語による講義にもかかわらず、学部生のほとんどが食い入るように聴講し、江先生の巧みな双方向による講義手法で、多くの学生諸君が興味深く話を聞けたようでした。学部生レベルから理解できるようなトピックスを準備いただき、また動画を交えたメリハリのある進行で、かつ簡単な質問などを投げかけながら、あっと言う間の3時間でした。
本学応用化学科と台湾科技大学化学工学科は2014年度から国際PBLや海外ラボ体験などを通じた国際交流を行っており、今回初めて教員の派遣交流を実現することができました。本学科教員が先方に出向いて講義を行っており、今後ますますの交流発展が期待できます。