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 いろいろな結合を切断・形成する「反応」は、様々な機能性材料(医薬品、化粧品、光学材料、電子材料など)を合成するのに必須となります。また「触媒」は、進行しづらい反応を温和な条件下で進行させるために必要なものです。2000年以降、触媒反応関連の研究内容が4度も「ノーベル化学賞」に選ばれていることから、「触媒反応の開発」がいかに重要であるかがご理解いただけるでしょう。
 これまでに数多くの有用な触媒反応が開発され、様々な結合を位置選択的、立体選択的に切断・形成することが可能となり世の中を豊かにするモノが発明されてきました。もっともっと世の中を豊かにするために合成化学者が貢献できることの一つに、「もっと安全に!もっと安く!」選択的に反応を進行させることが挙げられます。この目標の基に、当研究室では、無毒・無害なだけではなく、通常用いられる有機溶媒に比べて極めて安価である「水」を溶媒とした反応に特に注目しています。

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2024年09月02日
3大学4研究室1研究所との2024年度第二回合同報告会を開催しました。
2024年06月27日
金元くんの研究論文がJ.Mater.Chem.Cにアクセプトされました。
2024年04月29日
坂口君、福岡君、松木君、川瀬さんの研究内容がSynlettにアクセプトされました。
2024年04月29日
3大学4研究室1研究所との合同報告会を開催しました。
2024年03月08日
日本化学会第104春季年会にて3件の研究発表を行います。
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